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最近の労働環境
大企業の正社員や公務員であっても、環境が合わない、パワハラを受けている。
というネガティブなこと、持続不可能な労働環境にあるなら、今の時代は転職するのが普通になってきています。
自分の公務員時代にも、ちゃっかり公認会計士や大手企業に転職していった先輩方を見ました。
終身雇用の典型とされる公務員でもこの現象が見られるということは、雇用の地殻変動が起きているのです。
実際、人事院は国家公務員の働き方改革として週休3日制導入の検討をしていると日経新聞に記事がありました。
そうでもしないと、この生産年齢人口が減少している時代の最中でも人材流出に歯止めがかからない。
すなわち、親方日の丸の国家公務員であっても、やりがいが見出せない、環境がブラックということをまさに示唆しています。
(もちろん仕事としては無くてはならないものであり、国家公務員に限らず、公務員は規模の大きい仕事ができる点が大変魅力的です。)
少し前の就活生が言われていた「売り手市場」というワードは、一般労働者にとっても、売り手市場とも言えるということですね(人気企業を除く)。
管理人の新卒以降の就活経歴
最初は公務員狙い
自分も、現役時は最初は公務員を狙っていましたが、
面接で全落ち
→民間企業に応募するも無い内定(NNT)
→4年生の12月頃エージェントに頼る
→2月にやっと内定、という道をたどってきました。
民間に切り替える
自力で就活をしていても、御社のお祈りだけ。
自分のどこがダメだったのかというフィードバックは無し。
日々エントリーシートをミスが無いように書き続けていたものの、そんな努力も虚しく、お祈りされるごとに焦りが焦りを呼び、精神を病みがちになっていました。
(6月〜9月の公務員試験が終わってからの民間就活だったので余計に焦っていました)
ならばどうするか?
エントリーシートを書き続けても
エントリーシートや面接での受け答えに第三者のチェックを入れ、軌道修正をしていくことが最短です。
自分は、大学では哲学コースに在籍していたため、抽象的な考え方、堅苦しい言い回しでエントリーシートを書き続けていました。
そのことに気付かず、独り善がりで空振りしていたわけです。
エージェントを頼るという選択
エージェントの存在を知る
このまま自力でやっていても、進展がないことに危機感を覚え、ネットで検索していた結果、就職エージェントなるものがあることを知りました。
エージェントについては当初はよくわからない存在でした。
なので、とりあえず有名どころに応募しました。
そして、担当の方と話をしていくうちに、どういう職種が合うか、どんな社風が合うかについても確認することができました。
大学の就職課にもある、キャリアカウンセラー的な役割ですね。
それまでは、「求職者は利用無料だけど、就職エージェントは求職者を売り飛ばすヤバい人達」という偏見しかありませんでした。
エージェントへの偏見が消えた
しかし、上記のようなご対応をしていただいたり、さり気ない自分の所作を褒められたりして、自信をつけさせてくれたことで、偏見は消え去りました。
結果として、エージェントに内定まで手伝っていただきましたが、その内定先の企業は1年で辞めました。
また、エージェントのみが紹介できる非公開求人というものもあり、自分はその非公開求人で採用され、公開されてるような求人情報よりも待遇はそこそこ良い職場でした。
エージェントと出会わなければ底無しのブラック企業に入っていた可能性もあったので、今ではめちゃくちゃ感謝しています。
エージェントとの出会いが人生の分岐点だった
振り返っても、大げさかもしれませんが、人生の分岐点だったなあと思います。
それと、エージェントを通じて内定を得た後に、エージェントの担当者に以下のように言われました。
「君のことは最初に来たときの所作から言葉遣いだとか、そういうものもすべて見ていましたよ」と。
エージェントのところに行った時点で選考が始まっていた、ということです。
そうした就活生・転職者の情報も応募先の企業と共有されていることは怖くはあります。
しかし、就活生・転職者の特徴と企業がマッチしているかを、職を求める側にとっては自動で見てくれる存在だ、とも言えます。
自分のことについては、わかっているようで、わかっていないからこそ、自己分析をしてエントリーシートを書くのにも苦労するものです。
利用は無料ですし、エージェントの担当者が合わないと感じれば、別の担当者に変えてもらうこともできます。
(合わないまま相談を続けていてもエージェントにとってマイナスだし、求職者→エージェントへのクレームになるため)、求職者はどんどん使ってみてはどうでしょうか、というのが僕の思いです。
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