【派遣会社】民間企業にいたときの経験について語ります【エージェント】

ライフハック

元々、派遣会社の社員でした

自分は、新卒で技術系の派遣会社に正社員として入社しました。

大学では文系でしたが、手に職を付けたいと思い立ちました。

しかし、就職エージェントを使って入ったものの、技術関係の学問をやっていないので、右も左もわかりませんでした。

派遣元は小規模でしたが、実績は多数あり、飛行機やプラントの開発をする名前をCMで聞いたことがある有名企業にも派遣可能と聞きました(自分も東証プライム上場企業に派遣されました)。

入社後は、3ヶ月の社内研修の後、派遣先に行く形態でした。

社内研修時は、普段は派遣先にいる技術者が戻ってきたり、定年後のベテラン技術者が講義をしてくれるという、それなりには環境の整った会社でした。

以前、↑の記事で就職エージェントに頼り、この民間企業に入ったわけですが、入った先も、転職エージェントのような位置付けだったということです。

エージェントってどんな感じ?

メンター(相談員)が定期的に来てくれたり、連絡してくれる

エージェントは、就職・派遣させて終わりではなく、その後のサポートもしてくれる役割です。

そのため、派遣先に行っても、定期的に派遣元のメンター(面談してくれる人)がやってきてくれました。

面談というほど重いものではないですが、普段の業務で人間関係に困っていることは無いか、また、派遣先に慣れるまでは久々に派遣元の社員と話をすることで、一人ではないんだという心持ちにさせてくれます。

面倒を見てくれる人が忙しそう…こんなときに!

もし、エージェントにも頼らず、いきなり普通の会社に正社員として入社しても、面倒を見てくれる人が忙しそうで聞きづらい…ということがあります。

そういうときこそ、派遣元のメンターに相談し、環境を改善することがエージェントを利用する強みです。

それでももし、就職・派遣先が嫌になったら?

就職・派遣先が合わないと感じたとき

同期は自分も含めて4人いました。そのうち、男性1人は、派遣先の人達とそりが合わなかったのか、一時休職し、派遣元に半年ほどで戻っていました。

ですが、派遣元に戻ったからといって給料は減らされることはなく、新たな派遣先を見つけるまで、社内で研修をして過ごすことができるのです。

派遣社員といっても、実はかなり安定して給料を頂けるんです。ですが、世の中のイメージとして、派遣社員というと悪く言われがちです。

派遣会社が悪く言われるカラクリ

このカラクリですが、派遣先は、派遣元に手数料(人を紹介してくれてありがとうという対価)を払うため、派遣会社を叩くインセンティブがあります。

派遣先としては、直接雇用した方が、人件費を削減できるというわけです。

派遣会社が世間の槍玉に上がるのは、派遣を使うコストを抑えたい!ということの表れなのです。

結構な確率でそうしたステマが入っていると自分は考察してます。

クレジットカード会社を例に

どうして派遣先はコストを抑えたいのか?

以下の例を考えてみましょう。

クレジット払いを導入している店は、クレジットカードを利用するお客さんを呼び込める代わりに、クレジットカードのシステム手数料を、クレジットカード会社に支払います。

このキャッシュレス時代でも、現金払いのみのディスカウントストアがあるのは、クレジットカード会社に手数料を支払うより、その分、品物を安くすれば、お客さんが直接入ってくれる、という理屈です。

なので、派遣会社の話に戻すと、派遣先は人手を増やすためには、コストのかかる派遣社員よりも、直接雇用で社員を入れる方が割安になる、というわけです。

まとめ

とはいえ、派遣社員にとってはそれは関係ない話!派遣社員はメリットが大きい

派遣元の営業マンと派遣先はかなりそうしたコストの点で議論するのでしょうが、派遣社員として、派遣会社・エージェントを利用している分には知ったこっちゃない話です。

目の前の仕事をやっていれば、安定して給料を頂けるし、環境が合わないと感じたら、派遣元に相談して派遣先を変えることができます。

安定しつつ、柔軟に環境を変えれるのは、派遣会社に所属するか、相当儲けてるフリーランスくらいだと思います。

コスパ・タイパ最強説

それでも公務員には勝てないでしょ、と思うそこのあなたへ。現実をお教えします。

この不安定なご時世、公務員はそれはそれでクセの強い業界です(←自分は元公務員です)。入るにも公務員試験や面接、そして予備校代など、労力・コストがかかります。

その上、入ったとしても、パワハラおじさん・おばさんがまず居ると思ってください。

役所ほど、人の流動性が少なく、パワハラが当たり前な環境はありません。

自分は、入って1日目に、新人で固まって部内に挨拶周りをしていたとき、幹部から「色んな人がいるけど、頑張ってね」と言われたのを未だに覚えています。

パワハラおじさん・おばさんであっても、そもそも公務員はよほどの人格破綻者でないと解雇できませんし、その上、巧妙にクビは避けるレベルの嫌がらせを継続的にしてくるので、居座り続けます。 

人事もそうした人にメンタルを壊される人がいるのを知っているので、手を焼いている、と役所人事の話を聞きました。

結局、幹部からの言葉もそういうことだったのかと…(涙)。

パワハラサイドにとっては安定していますが、新たに入って来た人にとっては不安定そのものです。

だからエージェントこそ最強

そういうわけで、派遣会社・就職・転職エージェントはいいとこ取りでき、コスパ・タイパ最強なのでは、と強く感じます。

エージェント登録や面談も無料ですし、企業に入るまでも無料でサポートを受けられますので、利用するしかないのでは、と経験から思う次第です。

こちらの記事も参考にどうぞ。

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